Illustrator・Photoshopとは何か


 

Illustrator(正式名称:Adobe Illustrator)、Photoshop(正式名称:Adobe Photoshop)は、Adobe株式会社が提供している

グラフィックデザインソフトです。日本国内では通称、「イラレ」「フォトショ」と呼ばれ、デザイナーやクリエイターにとっては欠かせないソフトとして世界中で利用されています。

Adobe株式会社では、「Adobe Creative Cloud」という名前で20種類以上ものクリエイティブ系ソフトをサブスクリプションで提供されていて、その中の一つとして「Illustrator」「Photoshop」も使用することができます。

 

このページでは、Illustrator、Photoshopでどのようなことができるのかについて、各ソフト別に特徴を解説していきます。


Illustratorでは何ができるのか?

Illustratorは、デザインやレイアウト作成に適用したソフトです。線や図形を組み合わせたイラストなどを作成することができます。

 

 

イラストを描くことが得意です。それ以外にも入稿データの作成など様々な機能があり、デザイン・印刷業界等では必須のソフトになっています。

 


●イラストの作成

●ロゴの作成

●ポスター・チラシ・名刺の作成


Photoshopでは何ができるのか?

Photoshopは、写真編集に適用したソフトです。デジカメやスマートフォンで作成した写真の明るさを変更したり、文字や色を追加したり、デザインやイラストを作成したり、画像の編集を行うことができます。

 

写真の傾きを修正したり、ぼけてしまった写真をくっきりさせたりすることもできます。写真の見栄えを良くするだけではなく、写真の合成や切り抜きなども行うことができます。写真編集が得意なソフトですが、Photoshopを使用してデザインやイラストを作成することもできます。


●写真のレタッチ(補正・修正)

●画像の切り抜き

●フィルター効果


Illustratorは、ロゴやポスターなどの印刷物のデザイン作成が得意です。一方、Photoshopは、画像を修正、補修することが得意としており、画像の微妙な色合いや質感などを調整することができます。

 

紙媒体の制作物を作成するときには、「Illustrator」。画像を加工するときは、「Photoshop」というように、2つのアプリケーションソフトの違いを学んで便利なアプリケーションソフトを選べるようになるといいですね。

 

また、実務ではどちらか一方のアプリケーションソフトだけを使用するということよりも、まずはPhotoshopで画像の編集、加工を行い、レイアウトやデザインをIllustratorで仕上げるといったように2つのアプリケーションを組み合わせて作成されることも多いです。